お客さんを呼び込むために最も効果的な誘導看板の設置場所

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年間で500件以上のお店を調査する『日本一の繁盛店分析マニア』が綴る、物件探しから販売促進・チェーン展開に至るまで、出店戦略ノウハウの極意!

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今回は、商圏を分析することで分かる、
 
「効果的な誘導看板の設置場所」
 
について、お話していこうと思います。
 
 
 
 
「商圏分析」「看板の設置」
このふたつが結びつくことに、
あまりピンとこない方も多いかと思います。
 
看板の効果的な設置場所は、視界性の問題だから、
商圏というマクロ的な視点ではなく、
もっとミクロの視点で考えるべきなのでは?
ということですよね。
 
もちろん、それはその通りです。
 
 
 
確かに、看板が見えるかどうか、という意味では、
実際に現地を歩いてみて、通行人からしっかり見える位置を、
見極めなければいけません

 
しかし、今日お話しする「看板の設置」は、
それ以前の部分に関係してくるのです。
 
 
 
例えば、
「お店の前を往来する人々からの視界性を高める看板」は、
「お店の前を歩く人から見える位置」に置く必要がありますよね。
 
 
それとは別に、
「お店から離れた場所に置いて、人々をお店に誘導する看板」
というものがあります。
 
 
駅のホームから見える位置や、
改札階に降りる階段の前などに、
その街にあるお店の看板が設置されているのを、
見たことがありませんか?
 
ああいったものです。
 
 
大阪マクドの大きな看板

 
こうした誘導看板も、設置する場所によって、
効果の高さは変わってきます。
 
 
 
 
 
基本的に誘導看板は、
 
「お店の周辺のTGに設置する」
 
というのが、最も望ましい設置方法です。
 
人々が集中している場所に置けば、
より多くの人にお店の存在をアピールできます

 
 
 
では、お店の周りのそこかしこに、
片っ端から看板を置いていけばいいのかというと、
それは現実的ではありません。
 
なるべく少ないコストで効果的に、
周辺の人々にお店を認知させること
が必要です。
 
となれば、「どこ」に誘導看板を設置したら、
それが可能なのかを考えなくてはなりません。
 
駅なのか?
交差点なのか?
はたまたバス停なのか?
 
 
 
 
都市部においては、最大のTGになるのは、
多くの場合、鉄道駅です。
 
 
しかし、「駅に看板を設置する」というのは、
大手チェーンならまだしも、なかなか、
個人店や中小チェーンだと難しいこともあります。
 
では、「駅の次に効果的なTGはどこなのか」ということを、
見極めていかなければなりません。
 
 
 
その見極めに、商圏分析・・・・統計データが、
うまく活用できるというお話なのです。
 
 
 
どんなデータを使うかというと・・・・
 
国勢調査によって調べられている、
 
「通勤・通学の交通手段」
 
というデータです。
 
 
通勤通学分析のグラフ~交通手段に駅が多ければ駅に看板を~

 
 
このデータは、以下の6つに分類され、
それぞれ「人」単位で集計されています。
 
・徒歩のみ
・鉄道
・乗合バス
・自家用車
・バイク
・自転車

 
 
勘のいい方は、もうすでにこれを見ただけで、
今回のコラムの結論がお分かりかもしれませんね。
 
そうです。
 
例えば、「鉄道」を利用している人が多い地域ならば、
「周辺住民の多くが駅に集中してくる」
すなわち、
「駅に看板を出せば効率的に多くの人に周知できる」
ということです。
 
 
 
この発想で考えていき、もしも、
駅への看板設置が難しいならば、
鉄道の次に多く使われている交通手段を見るのです。
 
 
 
 
「乗合バス」が多ければ、バス停の近くに看板を置きましょう。
 
バス会社と交渉してバス停内に設置することも可能でしょうし、
バス停の目の前に家があれば、その住人に相談し、
住宅の塀などに看板をつけさせてもらう
方法もあります。
 
バス停で待っている人々の視界に、うまく入りやすい家には、
ダメモトでも聞いてみるといいかもしれません。
 
実際にそのようにして相談してみたところ、
許可をもらえたケースは、たくさんあります。
 
 
 
同様に、「自転車」や「バイク」が多ければ、
駐輪場の出入り口から見える位置への看板設置も、
十分な効果が期待できる
かもしれません。
 
 
ちょっと難しいのは、お店が通行人対象であるにも関わらず、
周辺住民の交通手段に「自家用車」が多い場合です。
 
こうした場合は、駅前にアプローチするよりも、
地元住民が日々往来している道路を見つけ、
ドライバーから見える位置に野立て看板を設置
しましょう。
 
それにより、その看板を見た人が、
その時には直接来店しなくても、
日常的に看板を見てお店の存在を認知してくれていれば、
別の機会に来店してくれる可能性は大きい
のです。
 
その上で、近くに駐車場を借りて、車でも来店できるようにすれば、
看板の効果はとても高いものになり得ます。
 
お店が駅前だからって、看板を出すべき場所は、
駅前だけとは限らない
というわけです。
 
 
 
 
 
 
このように、周辺エリアにおいて、
どこに看板を設置したらより高い効果が得られるのか、
その候補地探しのためにも、統計データは役立つのです。
 
 
ちなみに、今回は「看板の設置場所」という切り口で書きましたが、
少し角度を変えて考えていただければ、
「そもそもの出店立地を選定するためにも有効」
ということに気付かれるでしょう。
 
 
地域住民の日常的な交通手段から考えることで、
駅というTGを外したとしても、
バス停や駐輪場をそれに準ずるTGと見て、
その近くへの出店を狙えるかもしれません。
 
家賃との兼ね合いを考えたら、
その方が利益が出る可能性もあります。
 
 
 
 
 
 
 
なお、この方法には、2つだけ落とし穴があります。
 
ひとつは、「地域住民をターゲットにしたお店」に限るということです。
 
データ自体が、「住民」の通勤通学に関するものですので、
例えば新宿のような、購買流入客がメインになるエリアでは、
あまり調べる意味がありません。
 
とはいえ、500m圏で7,000人もいるような地域なら、
業態として特殊でない限り、地域の住民は、
十分にお客さんとして想定されるべきです。
 
したがって、そのようなエリアなら、
このデータはチェックしておいて損はありません。
 
 
 
もうひとつの落とし穴は・・・・
 
このデータの年次が、やや古いということです。
データ集計ソフトに搭載できる形式のデータでの発表は、
2000年のものになっています。
 
さすがに16年前のデータとなると、
あまり実数値そのものは見すぎない方がいいでしょう。
 
しかしながら、このデータを見る主旨はそもそも、
地域の傾向性を掴むことにあります

 
相当、再開発などで街の状況が一変しているエリアでない限り、
16年前のデータといえども、今と傾向性は、
あまり変わっていないと見ていいでしょう。
 
ですので、これは弊社の経験則によるところが大きいですが、
データの年次が古いことは、それほど気にする必要はありません
 
 
 
ということで、これら2つの落とし穴に留意はしつつ、
看板設置戦略や、出店戦略に、大いに参考にしてください。
 
ちなみに、通勤通学分析は、
このソフトで簡単にできますよ。
 
「統計てきめん2プレミア」
 
てきめん基本画面


 
こうした商圏分析から、看板を設置する場所が決まったら、
あと詳細な位置や看板デザインについては、
以下の記事も参考に、考えてみていってください。
 
見えないお店はこうして見えるようになる
~看板の設置場所で変わるお店の認知~


 
 
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