出店戦略を間違えないために「住民の質」を気にし過ぎない方が良い理由

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年間で500件以上のお店を調査する『日本一の繁盛店分析マニア』が綴る、物件探しから販売促進・チェーン展開に至るまで、出店戦略ノウハウの極意!

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高級住宅街と下町
 
あるいは、
 
流行に敏感な地域と保守的な地域
 
というように、
「住民の質」が売上げにどう影響するか、
気になる方も多いでしょう。
 
 
勿論、そうしたことを考慮するのは、
とても大切なことです。
 
 
周辺住民をターゲットにするお店を出店するなら、
どんな人がその地域に住んでいるのかを調べ、
そこから、どんな商品が喜ばれるのかを考えるのは、
きわめて重要なサービスの一環
です。
 
 
しかしながら、
そのことばかりに囚われ過ぎてもいけません。
 
 
 
 
 
 
 
例えば、日本最初のデリバリーピザの店舗は、
約30年前に、東京の恵比寿に出店しました。
 
宅配ピザバイク

 
なぜ恵比寿が1号店かというと、
周辺に多くの大使館があり、その関係者である外国人が多く、
となればデリバリーピザが繁盛するだろう
と考えられたからです。
 
確かに、「初めて」そんなお店を開業しようとしたら・・・・
どんな人がデリバリーピザを頼むのか、考えますよね。
 
 
 
今でこそ一般的な業態であると認知されていますが、
その1号店が出店した頃は、
 
「ピザを電話で注文したら30分で届く」
 
なんていう感覚は、多くの日本人には無かったことでしょう。
 
 
そうしたことを考えると、
 
ピザ店のニーズは外国人の方にある
 
と推測するのは当然のことです。
 
かくして、1号店目は外国人が多い地域に出店されました。
 
 
 
 
 
 
しかしながら、今となってはどうでしょう?
 
 
外国人がいる・いないに関係なく、
デリバリーピザ店は、
全国各地に沢山ありますよね。

 
 
宅配ピザ

 
 
それはつまり、「適切な商圏」というのは、
 
そういった住民の質だけでは決まらない
 
ということの証明でもあるわけです。
 
 
 
 


 
例えば、
 
高級住宅街に庶民的な焼肉屋は合わない、とか、
オフィス街に八百屋や魚屋があるのはどうか、とか、
 
そのように感じるのは至極当然の感覚でしょう。
 
 
 
しかし実際には、
高級住宅街の豪邸やマンションの隣にも、
庶民的な家や公団アパートなどが存在します。

 
 
実査をしていってみると、
高級ブティックも八百屋も銭湯も、
それぞれが互いに近い場所にあったりする
のです。
 
 
 
 
こうしたことを考えていくと、必ずしも、
住民の質を気にし過ぎる必要はないことが分かります。
 
 
 
 
 
 
もうひとつ事例を挙げますと・・・・
 
かのマクドナルドも、1号店は銀座に出店しました。
 
当時は、「はんばあがあ」という食べ物が何かということすら、
日本にはまったく根付いていなかった時代です。
 
ちなみに、私の父の林原安徳は、
マクドナルドに就職することになった約40年前、
その父(私の祖父)から、
 
「なんだその会社は!パン屋か?肉屋か?」
 
と言われたそうです(笑)
 
 
そんな時代ですから、全く新しい文化を持ち込んだマクドナルドは、
当時は、
「銀座のような大商圏でしか成功しないだろう」
と思われていました。
 
もしくは、
「そうした欧米文化に特別な興味のある人々が住んでいる、
ハイソサエティな住宅街くらいだろう」
と。
 
 
 
 
しかし、現実はどうでしょうか?
 
 
マクドナルドは、一時期は5,000店舗に迫る勢いで、
日本中どこにでも出店していきましたね。

 
 
東京の都市部だと、むしろマクドナルドが駅前に無い街を
探す方が珍しいほどでした。
 
 
 
 
当初、客層を選ぶと思われていた業態ですら、
そのように全国展開がしていけるようになったのです。
 
こうした事例を鑑みると、住民の質については、
そこまで重要視することはないと思えますよね。
 
 
というよりもむしろ、店舗数をどんどん増やしていきたいなら、
 
「住民の質によって、
売上げが大きく左右されるような業態ではいけない」

 
とも言えるのです。
 
 
 
 
 
 
 
 
ピザデリバリーやマクドナルドと違い、本当に、
「きわめて特殊な商圏でしか成り立たない業態」
を作ってしまったら・・・・
 
そうした商圏を見定められれば、1号店は、
成功させられるかもしれません。
もしかしたら、数店舗くらいはいけるかもしれませんね。
 
しかし、そんな特殊な商圏が、はたしてこの日本に、
どれくらいあると言うのでしょうか?

 
多店舗展開を試みても、すぐに頭打ちになってしまうでしょう
 
 
 
 
 
 
 
本当に良いお店は、住民の質に大きな影響を受けません
(正確に言えば、もっと大きな影響を与える要因が、
他にいくらでもある、ということですが)
 
 
しっかりと住民の質を見極めることは大切ですが、
そのことばかりに囚われ過ぎて、
特化し過ぎた業態を作るのは、
その後のリスクにも繋がってくる
ということを、
頭の片隅にしっかり留めておいていただければと思います。
 
 
 
なお、住民の質とは違いますが、
「きわめて特殊な商圏でしか成り立たない業態」
について、こんな記事も書きました。
 
あわせてどうぞお読みください。
 
出店エリアが限られるような特殊業態チェーンの今後の展開について~「相席屋」編~
 
クリスピー・クリームさんに起死回生の一手は見出せるのだろうか?
 
 
 
なお、年齢層や年収別世帯数など、
簡単に把握できる住民の質については、
参考データとして見ておくに越したことはありません。
 
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