雑誌で取り上げられるお店が繁盛している理由は、お店の中身(営業内容)だけではない

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年間で500件以上のお店を調査する『日本一の繁盛店分析マニア』が綴る、物件探しから販売促進・チェーン展開に至るまで、出店戦略ノウハウの極意!

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僕は、父の代から30年以上に渡り、
お店の立地をずーっと研究してきました。
 


その結論のひとつとして、
 
「すべてのショップビジネスは、
必ず立地の影響を大きく受ける」


というのはもう間違いない、と考えています。
 


 
それは、どんな業種業態であろうと、です。
 
もちろん、全てのショップビジネスにおいて、
同じ立地要因が等しく影響するわけではありません。
 
TGや動線、視界性がきわめて重要な業態もあれば、
商圏の規模や競合との住みわけが重要な業態もあり、
流入してくる人々の質が重要な業態もあり・・・・
 
いわゆる、一辺倒の考え方で、
「良い立地」を決めつけることができないのは確かです。
 
 


そんな中でも言えることは、やはり、

「立地を無視して繁盛する業態は無い」

ということ。
 
 
よく、雑誌などに取り上げられる有名店も、
その例に漏れず、そうだと思います。
 

そうした誌上では、多くの場合、
そのお店の営業内容の方ばかりが取り上げられがちです。

やれ、どんな料理を出している。
やれ、どんな内装をしている。
やれ、店主がどんな人柄である。
やれ、どんなシステムを導入している。
 
などなど・・・・

「営業内容が良いから繁盛している」
と言わんばかりの紹介であることが、ほとんどです。




しかしながら、それらの、雑誌に紹介されている店舗について、
それぞれの立地を精査してみると・・・・

実際には、その繁盛に、立地も大いに関係しているのです。
 
 
 


僕は、直接の依頼に関係ない時でも、
自主的に色んな街を実査して、
色んなお店の売上げと立地の関係性を、日々研究しています。
 
そうしていると、

「立地が悪くても売れてるお店はある」

ということ自体は確かですが、ほとんどの場合、やはり、

「立地が良いお店の方が売上げは高い」

という傾向性が見られます。
 
 
 
 
例えば、15坪で月商300万円もいけば十分に繁盛店ですが、
雑誌には、15坪で500万円~1,000万円クラスのお店が、
多数掲載されています。
 
それらの店舗の立地を見ていくと、
500万円の店舗より1,000万円の店舗の方が、
大抵の場合、立地も良いのです。

 
チェーン店ではなく、個人のお店であったとしても、です。


個人店ばかりを集めたデータ群の立地を分析しても、
立地評価と売上げには、きわめて強い相関がありました。


勿論、チェーン店のそれよりは、当然、弱いわけですが。






こうしたことから、何が分かるかというと・・・・

繁盛店が繁盛しているのは、
営業力だけの問題ではない、


ということです。
 




ですから、本来、雑誌で繁盛店を取り上げる時は、
「立地評価」も取り上げるべき
なんですよね。
 

そうでないと、いくら営業内容を特集しても、
その営業がどれくらい売上げに貢献しているのか、
実際の因果関係は見えてきづらいじゃないですか。
 
 
 
まぁ時折、「立地が悪くてもこんなに売れてる!」みたいな、
立地の悪さとの比較もしてますけどね。

ただ、その見解が的外れなことも多く見受けられます。

「こんなに通行量が少ないのに!」とか。

このブログを読んでくださってる方々は、もうすでに、
「通行量は売上げに大きな影響を及ぼさない」
ということくらいはご存知でしょう。




 
しかし、ほとんどの雑誌に載ってるお店は、
営業内容についてしか、触れられていません。
 
ですから、多くの人が勘違いをしてしまうわけです。
 
「お店の繁盛にはやっぱり中身が大切なんだ!!」

と。
 
 
 



しかしながら結局、
どんな努力、工夫をしようとも、
それが「報われる度合い」は、
立地に依存している
のだと、つくづく思います。
 
 


全国のお店をランダムに選び、その立地を評価したら、
だいたい平均点は、10段階評価で「3~4」くらいになります。
 
しかし、雑誌に載ってるような「繁盛店」だけを集めて、
同じように立地を調査してみると、
その評価の平均は、「6」強です。
 


繁盛店として取り上げられないお店の中にも、
繁盛店と同じように「良い営業」をしているお店が実はわんさかあって、
でもそういうお店が、取り上げられるほど繁盛していないのは・・・・

こういうところにも、理由があると言えそうです。
 
(まぁ取り上げられる・られないには、
「大人の事情」みたいなものもあるでしょうけど)


すなわち、

「良い営業をしていても、
立地が悪いから繁盛できていない」


ということです。





 
潰れていくお店が、みんな、
「営業力が悪い」わけじゃないのです。
 
 
営業力が、繁盛店のそれと同じくらい高くても、
立地が悪いことが原因で、その営業力を活かせないまま、
繁盛せずに潰れていくことも、きわめて多いことなのです。
 
 
「営業内容が良ければ繁盛できる」
と高をくくってしまうことは、非常に危険です。

ショップビジネスはすべからくそうですし、
とりわけ飲食店は、むしろ売上げの大部分は、
立地によって決まります。

これは、お店の経営者なら、みな、身をもって体験していることです。

営業内容の良さは、
「それが活かせる立地」
があって初めて、意味の出るものです。

油断しないよう、甘く見ないよう、
必ず、立地を妥協せずにいてください。





居酒屋2017(柴田書店)
居酒屋2017


 
なお・・・・

雑誌が立地について取り上げないのは、
立地についてきちんと解説できる人がいないから、です。

また、専門のコンサルタントに、ひとつひとつのお店の立地調査を依頼するには、
予算的にも無理があるというのが現実でしょう。


「取材」と「調査」は、まったく違うものですから、
ライターさんでは、まず不可能です。

専門の知識と経験を持つ人が増えなければ、
繁盛店の立地評価が雑誌に掲載される日は、
いつまでも来ることはない・・・・かもしれません。

 
現実的に、それは難しいことです。
仕方がないことです。


ただ、それでも、そうした雑誌を読む際は、
十分にお気をつけください。

立地についての解説がない繁盛店の特集は、
その繁盛店の繁盛理由を、
正確に表していることにはなりません。


そこに掲載されている、営業内容の特徴やメリットは、
それ自体は繁盛に一役買っていることは間違いないでしょう。

しかし、それだけが繁盛理由だと思って、
無計画に真似をしたとしても、
あなたのお店が繁盛するとは限りません。


雑誌に掲載されている店舗の多くは、
「立地が良い」、その上でさらに「営業内容も良い」、
だから繁盛しているのです。


この事実を、忘れないようにしてください。










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