「お店の立地」を見極める「修行」をしないから、お店はうまくいかない

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年間で500件以上のお店を調査する『日本一の繁盛店分析マニア』が綴る、物件探しから販売促進・チェーン展開に至るまで、出店戦略ノウハウの極意!

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多くの方が・・・・間違っています。
 
というより、この数年で、立地について最初から正しく認識していた起業家さんを、私は見たことがありません。
 
 
 
お店を開業する時、その「商品」については、多くの人が時間と労力を割きます。
 
例えば、
おいしいラーメンのスープを研究することだとか、
美容師さんや鍼灸師さんが腕を磨くことだとか、

そういったことです。
 
そしてそれは、その商品を世に売っていく以上、当たり前のことです。
 
 
しかしながら、お店を構える「場所」、すなわち「立地」については、90%以上の人が真剣には考えません。

 
 
「おいしいラーメンを作るにはどうしたらいいか?」
という問いに対しては、
「自分がおいしいラーメンを作る技術を身に付ける」
という発想が働く
のに、
 
「お店が繁盛する立地はどういうところか?」
という問いに対しては、
「自分が立地を見極められるようになる」
とは思わない
のです。
 
 
ちょっと検索してみれば、「立地調査」などをしてくれる会社は、色々ヒットするでしょう。
一部の人たちは、そういったところに、「外注」してしまいます。
 
でも、調査をかけるなら、まだマシな方です。
そういった専門の調査機関すら使わず、不動産業者が紹介してきた物件にそのまま決めてしまう人が圧倒的大多数です。
 
 
 
その物件、立地でお店をやるのは誰ですか?
 
あなたですよ?
 
そんな決め方で、本当にいいんですか??
 
 
 
 
 
勿論、そういう方々ばかりではありませんが・・・・
 
概して、多くの方々が、
「商品を開発するのに費やした時間ほどは、立地を見極めることには費やさない」
という傾向にあると感じられます。
 
 
 
商品開発・・・・すなわち、いわゆる「修行」には、多くの業種業態について、数ヶ月から数年の歳月を費やす傾向にあります
 
ちょっと調べてみたのですが、例えば、ラーメン店だと、3~4年が標準のようです。(どこかのお店に勤める年数含む)
または、専門のスクールに通って、3~6ヶ月で開業する人も少なくありません。
<参考>
「鶴見製麺」HPより

http://www.tsurumiseimen.com/04open.html
 
同様に、パティシエさんも、自分でお店を持つには数年の修行を要するようです。
<参考>
「キャリアガーデン」HPより

http://careergarden.jp/patissier/dokuritsu/
 
 
また、飲食以外だと例えば、鍼灸師さんなんかも、3年くらいの修行は一般的のようですね。
<参考>
「はりお灸太郎の鍼灸ブログ」より

http://harikyuu.tokyo/sinnkyuusi-syugyou-kikann
 
 
これらのように、提供する商品やサービスについてはきちんと時間をかけて修行するのです。
そうやって、盤石な商品基盤を作り、準備をするわけですね。
 
 
 
しかしながら・・・・
一方で、「立地」については、ほとんどの人が、「いざ物件を探し始めるまで考えもしない」のです。
 
不思議ですよね。
 
とりわけ飲食店なんかだと、
「立地8割」(お店の繁盛の可否は立地によって8割決まる、という意味)
という言葉があるくらいなのに。
その言葉自体は、多くの人が知っているというのに。
 
<参考>
「飲食店開業PRO」HPより

http://inshoku-pro.com/free/ricchi
 
 
 
その理由は・・・・定かではありませんが、以下の2つになるんじゃないかと私は思っています。
 
 
1.「なんとかなる」と思っている
 
「立地8割」なんてまことしやかに言われているけれども、とはいえ、「悪い立地でも繁盛しているお店」はあります。
ので、そうしたお店を見てしまうと、
「商品さえよければ多少悪い立地でも集客できる!!」
という錯覚
に陥ってしまうのでしょう。
 
確かに、立地で「すべて」が決まるわけではありません。
極端な話、人が住んでいない山奥のお店でも、繁盛しているお店はあります。
 
ですが、じゃあ、そういうお店の、「立地以外の部分」がどうであるのか、真剣に研究したのでしょうか?
立地が悪くても集客できるのには、必ず理由があります。
「メディアで取り上げられる有名店」だとか、
「何十年も営業している老舗」だとか、
「そのお店でしか食べられないメニューがある」だとか・・・・

そういう、立地以外の部分でのパワーが凄まじいのです。
 
「立地が悪くても売れるお店」になるためには、それこそ、「日本一のお店にする」くらいの営業力の高さを求める覚悟が必要です。
 
 
そうでない限り・・・・
なんともならないのです、本当は。
 
立地が悪くて潰れる店は、
立地が悪くて繁盛する店の、
数十倍は存在するのですから。
 
 
そこのところを、あまりに楽観視しすぎている人が多いんじゃないかと思います。
 
 
それからもうひとつ。
  
2.「売れるお店の答えは誰かが教えてくれる」と思っている
 
これも、大きな間違いです。
 
そもそも、どんなコンサルタントも、ましてや不動産業者も、「良い立地はココだ!」なんて答えを持ってなんか、いません。
 
「この味のラーメンなら絶対に繁盛する!」
っていう答えを、誰かが持っていますか?
持っているわけないでしょう。
 
どんな味を美味しいと思うかなんて十人十色だし、
時代によって流行り廃りもあるのですから。
 
ターゲットを決め、コンセプトを決め、自分の舌を信じて、試行錯誤しながら、作っていくものでしょう。
 
 
お店の立地も、同じなのです。
 
「ここなら何だって100%繁盛する!」
みたいな立地は、存在しません。
 
何を売りたいか、どんなお客さんに対してアプローチしたいか、
そういうことによって、変わってきます。
街だって移り変わりますから、オープンした当時は流行っていたものが、数年経つと飽きられてしまうこともあるでしょう。
そういう意味では、永続的な繁盛はどこでだって不可能なのです。
 
 
それでも、ラーメンの味作りに様々な技術があるように、「立地選び」にも、様々な技術があるのです。
 
 
もし、ラーメン店を開業する時、レシピを一つしか用意してなかったら・・・・どうでしょう?
修行するのを面倒くさがって、有名店のレシピを真似るだけ、みたいだった場合です。
 
運よく最初は当たったとしても、その後、お客さんのニーズが変わったら、売れなくなるかもしれません。
一つのレシピを再現することしかできないんじゃ、そういう危機に対応できませんよね。
ですがここで、「他の味を作り出す技術」が身についていれば、新しいレシピを考案することもできます。
 
 
立地についても同様で、ちゃんと技術を身に付けていれば、出店後に状況が変わっても、
「人の流れがこう変わったならあそこに看板を出そう」とか、
「チラシを撒くエリアを今度はこっちにしてみよう」とか、

そういう工夫がいくらでもききます。
 
売れる立地のロジックが分かっているので、途中で売れなくなっても、「なぜ売れなくなったのか」に対応して行けるのです。
 
これが、専門家の調査で得た知見とか、ましてや不動産業者の話とかしか知らず、お店をやる本人に、自分のお店の立地に関する理解度が無ければ・・・・
商圏の状況が変わった瞬間にアウトです。
 
 
 
そして、そういう人が多いから、先日も書いたように、
「潰れるお店の4割は開業から1年以内」
なんていう悲惨な状況になってしまうのです。
 
 
 
 
 
「お店の立地」は、ラーメン店のスープや鍼灸の技術などと同じ、
一朝一夕で身に付くものではないのです。
そして、「なんとかなるものでもない」し、「誰かが答えを教えてくれるものでもない」のです。
 
 
お店を開く人自身が、時間をかけて、修行しなければいけないのです。
 
 
それを、お店を開こうとするすべての人に、しっかり心に留めておいてもらいたいと思います。
立地を考えないうちは、すべての出店は分の悪い「ギャンブル」でしかないのです。
 
 
別に、何年も何年も費やせとは言いません。
 
けれども、私は8年、私の父はマクドナルド時代から考えると30年はお店の立地だけを研究してきましたが・・・・
それでも百発百中で見極められるようにはならないほど、奥が深い分野です。
 
だから、せめて最低でも3ヶ月くらいは、しっかり立地選びについて学び、実践する期間を、起業家さんには持ってほしいと切に願っています。
 
今やラーメン屋も3~6ヶ月で基礎から技術を身に付ける時代・・・・
お店の立地も、基本的な知識や感覚なら、3ヶ月あれば身に付けられる範囲は広いですから。
 
 
私は、そのためのお手伝いがしたい。
 
せっかく良い商品、良いサービスを持っている人が、立地選びを間違えたがゆえにお店を畳まざるを得ないような現実は、変えていきたいのです。
 
 
 
 
長くなってしまいましたが、これにて終わります。
 
お店の立地判定には、「修行」が必要なんです。
そして、飲食は勿論、どんなお店も、立地の影響は大きく受けます。
 
せめて、商品開発にかける時間や労力・費用の一部だけでも、真剣に投資していただきたいと思います。
 
「修行」
 
 


 

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