2015年の立地研究の簡単なまとめと『本当に良い立地とは何か』について

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年間で500件以上のお店を調査する『日本一の繁盛店分析マニア』が綴る、物件探しから販売促進・チェーン展開に至るまで、出店戦略ノウハウの極意!

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2015年もそろそろ終わりですね。
 
ということで、今年1年に実査をしてきた店舗のデータなどを、まとめてみました。
 
 
なんと、全業態を合わせて、【424物件】の実査をしていました。
 
うち、「雑誌などに売上げが公開されている」「居酒屋・バル業態」だけでも、【169店舗】ありました。
例えばこんなお店たちです。
 
2015年こういうお店を実査してきました
 
 
では、立地点数別に、これらのお店の細かい内訳を見ていきましょう。
いったい、どの程度の立地のお店が多かったのか・・・・
 
 
 
その一覧表が、以下です。
 
2015年に実査をおこなった居酒屋・バル業態の立地点数と売上げ(平均)
 
 
最も数が多かったのが、立地点数60~69点の店舗です。
 
一方で、なかなか立地点数80点以上の店舗には出会えなかったようです。
 
 
 
この表を見ると・・・・面白いことが分かります。
 
それぞれ、月商も坪あたり月商も、その平均値が、立地点数と比例しているのです!!
 
立地点数が49点以下の弱い立地のお店は、全体的に売上げは低い!
逆に立地点数が80点以上のお店は、きわめて高い売上げを出しています。
 
 
これらは、「雑誌に掲載されていた個人店や小規模法人のお店」です。
すなわち、いわゆるチェーン店ではなく、「お店によって営業力がバラバラ」なのです。
 
それでもなお、こうして総じて見てみると、やはり立地が悪ければ売上げは低く、立地が良ければ売上げが高い傾向が明らかに出ています。
その傾向が、ここまで綺麗に出てくるとは自分でも思いませんでした。
 
個人店や新進気鋭の強い営業力の業態に特化した研究は今年から始めたのですが、早くもこんな結果が出るとは・・・・!!
 
 
また、もうひとつの表を見て下さい。
 
2015年に実査をおこなった居酒屋・バル業態の立地点数と売上げ(最高と最低)
 
 
今度は平均ではなく、坪あたり月商の最低値と最高値です。
 
最低値は、立地点数69点以下については、そんなに変わりがありませんね。
大体、10万円前後です。
 
ここでのポイントは、最高値です。
 
 
立地点数49点以下では、40万円しか無かったものが、
(つまりどう頑張っても坪あたり40万円が関の山)
 
立地点数60点を超えると、100万円以上になります。
(つまり立地が良い場所では頑張れば頑張るほどにどんどん売れる)
 
 
高い売上げを目指すのであれば、やはり立地のチカラは必要不可欠である、ということです。
 
 
 
ちなみに、これらのデータは全て、「雑誌に取り上げられているお店」です。
 
すなわち、一般的なお店よりも基本的に繁盛している・人気がある・営業力が強い、というふうに考えるのが妥当でしょう。
(全てのお店がそうでないにしろ、そういうお店の割合はかなり多い)
 
そうした、基本的に高い営業力を持っているであろうお店ですら・・・・このような結果になるのです。
一般的なお店に当てはめたら、それはいかなることになるのか、想像していただけるかと思います。
 
 
立地が悪ければ、どんなに営業力が高くても、最大で坪あたり40万円ほどの売上げが限界。
営業力が高いことを前提に、最低でも坪あたり10万円くらいにはなるけれど・・・・営業力が弱まれば、もっと低くなることが有り得ます。
 
なお、立地が80点以上のきわめて良好な場所では、最低値すら、49点以下の立地の最高値を上回っています。
 
これは、
「悪い立地でどんなに頑張っても、結局は立地が良いお店には敵わない」
というようにも思えてしまいますね。
 
(絶対にそうということはないんですが、その傾向は間違いなく強いです)
 
 
 
 
 
こうしたデータから、僕が声を大にして言いたい事は、
 
「立地が良いところに出店しなくてはいけない」
 
という話ではありません。
 
 
「立地を『ちゃんと考えて』出店しなくてはいけない」
 
という話です。
 
 
自分が出店したいお店の「目標月商」はいくらなのか。
 
それを達成できる可能性が高いのは、立地点数にしていくつ以上の場所なのか・・・・それを、考えなくてはいけません。
 
 
家賃が安ければそれでいいというわけではありません。
 
同じ安い家賃でも、立地が30点台の物件もあれば、頑張れば50~60点の物件もあるのです。
家賃が一緒で、売上げが何倍も違うことになるのです。
 
ちゃんと立地を考えて出店するとは、そういう点数との兼ね合いで、
「なるべくリスクが低く利益率が高い物件に出店する」
ということです。
 
正直に言って、45点以下の立地の物件では、出店した後の営業努力もなかなか実を結びにくいのですから!!
 
 
 
 
 
 
そういうわけで、今年ももう終わりです。
 
また来年からも、立地の研究結果の発表や、面白いお話や、実際に役に立つノウハウなどを、色々発信させていただこうと思いますので、何卒よろしくお願いいたします!!
 
 
最後になりましたが・・・・
 
 
「本当に良い立地」とはなんぞや?について書き、今年を締めくくりたいと思います。
 
 
 
 
それは、
 
「あなたが本当に届けたいものを、本当に届けたい人に、ちゃんと届けられる場所」
 
のことです。
 
それは、必ずしも駅前一等地や商業施設の中とは限りません。
本質を見ていけば、家賃が安くても良い立地は、いくらでも見つかります。
それは、あなたが作りたいお店に、最も合っている場所です。
 
 
「本当に良い立地」を探してください。
 
 
それは、ショップビジネスをおこなう人が、必ずしなくてはいけない、「義務」のようなものです。
 
あなたがそのお店で売りたい商品やサービスは、ちゃんと届けなくてはいけないのですから。
 
 
 
 
それでは、良いお年を。




 
 

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