都市型カラオケボックスは、「なるべく大きなハコ」で、「駅からアクセスしやすく」、「競合制約が少ない」ことが重要!

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年間で500件以上のお店を調査する『日本一の繁盛店分析マニア』が綴る、物件探しから販売促進・チェーン展開に至るまで、出店戦略ノウハウの極意!

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お店の売上げに大きく影響する立地要因は、業種・業態によって様々です。
  
切り口自体は、どんな業態でも同じなのですが、重要視するべきポイントが全然違います。
 
それはそうですよね。
例えば、居酒屋、スーパー、美容院・・・・ターゲットとなる客層が違うのに、同じ物件で同じだけ繁盛するはずがありません。
 
居酒屋には居酒屋の、、
スーパーにはスーパーの、
美容院には美容院の、
お店が繁盛する立地のポイントというものがあります。

  
そんな中、これまで何千というお店や物件、
何十何百という業種業態のお店を分析・研究した結果、明らかになってきた、
 
業種・業態別の『繁盛する立地』のポイント
 
を、ご紹介していきたいと思います。
全て、データ分析によって「検証されたもの」です。
 
 
なお、「これだけ押さえれば必ず繁盛する」というわけではありません。
それに、例えば同じ居酒屋でも、チェーンが変わればその要因は微妙に変わってきます。
(ex.たとえ似通っていても和民と魚民ではウェイトが大きい立地要因は違う)
 
そのため、「居酒屋のポイント」と言っても、全ての居酒屋にそのまんま適用できるものではないということだけはご注意を。
 
ただし、少なくとも、
「これらの要因はとりわけ重視すべき」
という傾向性を、エッセンスとして抜き出しております。
 
ぜひ、参考にしてみてください。
 
 


 
 
 
さて、今回ご紹介する業態は、
 
『都市型カラオケボックス』
 
です!!!
 
各種カラオケ店写真

 
チェーン店で言えば、例えばパッと思いつく中でも、
カラオケ館
シダックス
歌広場
コートダジュール
カラオケの鉄人
ビッグエコー
歌うんだ村
カラオケバンバン

などなど・・・・
 
多くの業態があります。
ローカルな業態まで入れたら、そこそこの数になるのではないでしょうか。
 
 
都心にもなれば、繁華街や歓楽街に限らず、
ある程度の大きさの街には、必ず駅前にカラオケボックスがあり、
ベッドタウンですら地元住民が、
オフィス街ですらアフター5の就業者が、
カラオケボックスを利用しています。
 
 
今回は、そんなカラオケボックスの売上げに関わるポイントを、
影響の大きなものから3つ、お話したいと思います。
 
 
 
1.建物制約を勘案した物件規模
 
まず、お店が大きければ大きいほど売上げが高くなるのは、当然のことでしょう。
 
相当な僻地でもない限り、特に繁華街などの商業地では、
平日昼間はともかく、休日や夜間は、カラオケ店の利用者は
かなり沢山います。
 
繁華街のカラオケに、土日に行っても、
平気で1~2時間待ちだったりしませんか?
 
ずっと満室状態ということは、ルーム数が多ければ多いほど、
それだけ沢山のお客さんを入れられるということですから、
必然的に売上げも高まるというわけです。
 
 
さらに、お店の大きさだけでなく、建物の作りも関わってきます。
 
例えば、
「店舗の入口が1階にあるか空中階にあるか」
ということは、入店のしやすさに関わってきます。
 
エレベータで5階6階に上がらなきゃいけない店舗よりは、
1階で路面から入ったすぐのところに受付がある店舗の方が、
お客さん側の立場として、使いやすいですよね。
 
それから、
「まるまる1棟全体が店舗」なのと、
「3階の1フロアだけが店舗」なのとでは、
前者の方が売上げは高くなる傾向にあります。
 
1棟まるごとが店舗だと、ビル全体に装飾を施せるため、
視界性が良くなるという利点があります。
 
1棟まるごとが店舗なら、入口も1階ですしね。
 
 
こうした、「受付が何階か」や「階層数」を勘案した上で、
どれくらいのルーム数(物件規模)があるか
というのが、
まず大きな要因となります。
 
 
 
 
2.駅からのアクセス
 
都市部において、最も大きなTGは、大抵の場合、「駅」です。
 
カラオケ店は、飲食店やスーパーなどと比べると、
「来店頻度が低い業態」です。
 
スーパーには毎日行く人もいるでしょうけれども、
カラオケに毎日行く人は、あまり多くはないですよね。
 
すなわち、飲食店やスーパーなどよりも、
自ずとキャッチ率が低くなる、ということです。
 
ということは、とにかく人々が沢山集まるような場所でないと、
(ポテンシャルが大きな場所でないと)
集客をすることが難しいということです。
 
これがつまり、「駅の近く」になるのです。
 
 
当然、「駅の規模」は影響してきます。
乗降客数が多ければ多いほど売上げにプラスです。
 
加えて、集中度の高い駅口との距離が重要です。
 
カラオケ店は、飲食店などに比べると、
「動線」の影響が弱いことが分かっています。
 
通りすがりが無いわけではないでしょうけれども、
わざわざ歌いにくる(目的来店する)人の比率が高いからです。
 
ですので、駅TGからの距離が近ければ、
「アクセスしやすい店」となり、
周辺ポテンシャルを吸引しやすい
というわけです。
(駅に一番近いカラオケが最も利用されやすい)
 
 
 
3.競合店の影響が小さい
 
これは、おそらく飲食店よりよっぽど重要な指標になるでしょう。
 
カラオケ店は、勿論業態ごと(チェーンごと)に特色を出してはいますが、
基本的には、飲食店ほどの店ごとの大きな違いはありません。
 
内外装のきれいさや、料金設定、サービス内容にて、
差別化を図ろうとはしていますが・・・・
カラオケの機械そのものは、強いこだわりのあるユーザーでない限り、
「どこのカラオケでも同じ」と捉える人が多いからです。
 
すなわち、例えば牛丼店で、
 
「松屋」と「吉野家」と「すき家」ならどれがいいか、
 
という選択肢では、個々の好みが出るかもしれませんが、
それと比べてしまえば、カラオケは、
 
「どこでもいい」
 
と答える人の比率が高いのではないでしょうか。
 
 
業態としての差別化を図るのが難しければ難しいほど、
立地による売上げの違いが大きく出てきます。
 
「立地が悪くても中身でカバーする」という方法が難しければ、
立地によって決まってしまうのは当然のことですよね。
 
 
ということを勘案すると・・・・
 
競合は、少なければ少ないほどマイナス影響も小さいですし、
逆に、多ければ多いほど、パイの取り合いに発展しやすい
ということです。
 
さらには、単純な「数」の問題だけではありません。
「立地が良い店舗」から最も大きなシェアを占めていくため、
「周辺の同業店より良い立地に出店すること」
が非常に重要な課題
になってきます。
 
 
 
 
 
以上、これら3つが、都市型カラオケボックスの出店立地について、とりわけ重要視するべきポイントです。
 
 
最後に、以下の画像は、実際の統計解析の結果です。
 
都市型カラオケ重回帰分析

 
緑色の枠の中の数字は「相関係数」と言って、いうなれば、この分析の確からしさを示すものです。
この数字の絶対値が「1」に近ければ近いほど、精度の高い分析がされているというものなので・・・・
この分析結果は「0.950」と、かなり高めであることが分かります。
 
「t」という数値の高さが、売上げへの影響度合いの高さにも繋がってきます。
 
ここには、全7個の項目が載っていますが、
(掲載順と重要度は順不同です)
これを見ると、前述の3つ以外にも、
「周辺商業規模指数」や、
「周辺飲食店影響指数」などが、
次いで高い影響を与えています。
 
「周辺商業規模指数」というのは、簡単に言えば、
「繁華街のように遊興や購買目的の人が多く集まるエリアほど売れる」
ということを数値化したものです。
 
また、「周辺飲食店影響指数」というのは・・・・
「居酒屋で飲んだ後二次会でカラオケ」みたいなニーズが、よくありますよね?
つまり、飲み屋をはじめとした飲食店が密集するエリアほど、そういったニーズを吸引しやすくなります。
ということを数値化しています。
 
ちなみに、前者は半径500m~1kmのマクロ的な範囲、
後者は、100~200m程度の、お店の直近の状況を表しています。
 
 
 
こういったことが、都市型カラオケボックスの売上げに、大きく関わってきているのです。
 
 
 
 
さて・・・・
 
ここまで書いてきたものの、そもそも、
居酒屋などに比べ、カラオケボックスを出店しようとしている人、っていうのは少ないでしょう。
(個人でのカラオケ店出店はカラオケスナック等を除きほとんど無い)
 
 
それでも今回このことについて書いたのは、今朝がた、
「シダックス大量閉店」のニュースを見たからです。
 
発覚! カラオケ「シダックス」が大量閉店へ
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160830-00133591-toyo-bus_all
 
シダックス大量閉店のニュース
 
  
今回閉店する店舗には、郊外ロードサイドの店舗が多いようですが・・・・
都市型の店舗も無いわけではなく、そもそも、このニュース本文にも、
「カラオケブームの終焉に加えて、低価格のカラオケが台頭」などとあるように、
カラオケ業界自体の競争激化が進んでいるのです。
 
 
当たり前ですが、競争が激しくなっているということは、
どんどん、「悪いお店」から潰れて無くなっていくということですから。

 
「悪いお店」というのは、中身のことも勿論ですが、
大きくは「立地が悪いお店」ということですね。
 
 
飲食店も、どんどん閉店しています。
 
カラオケボックスも、これから閉店ラッシュが続くでしょう。
そして、少し収まるとまた、出店も増えてくるでしょう。
 
今後は、より、立地が良い(利用しやすい)カラオケ店が生き残ります。
 
 
立地が良いカラオケ店とは、
 
「1階に入口がある大きな建物」で、
 
「駅の出入口からのアクセスがしやすく」て、
 
「周辺の同業店が少ない(あっても立地で勝てる)」、

 
という立地のことです。
 
 
 
 
僕は、個人的にはカラオケが大好きです。
 
「ひとりカラオケ」に頻繁に行くほど、好きです。
 
これからもカラオケは利用し続けるとは思いますが、確かに、チェーンのこだわりはありません。
 
利用しやすい、すなわち立地の良いお店をどんどん利用していくことになるでしょう。
 
 
これから、カラオケ業界の勢力図がどう変わっていくのか、楽しみに見ていようと思います。
 
 
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