見えないお店はこうして見えるようになる~看板の設置場所で変わるお店の認知~

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年間で500件以上のお店を調査する『日本一の繁盛店分析マニア』が綴る、物件探しから販売促進・チェーン展開に至るまで、出店戦略ノウハウの極意!

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立地の世界において、
お店が「見えるかどうか」というのは、
きわめてシビアな判断が求められます。
 
そしていわゆる、
「物理的に見ることは可能」
なんて程度では、「見える」うちに入らないのです。
 
 
というような話は、これまでも何度か書いてきました。
 
具体的に、
「物理的には見えているのに、
脳が見えていないと判断する」

事例の一部は、以下の記事に書いてありますので、
よかったら読んでみてください。
 
<視界融合>
こんな看板じゃ意味がない!~見えているはずなのに脳が「見えてない」と判断してしまう残念な看板たち~

 
<視界退行>
「毎日この道を通るのにこのお店があることには気づきませんでした」と言われてしまう残念なお店にありがちなこと


 
 
 
これらのように、脳の認識メカニズムによって、
視界に入っているのに、見えていないという状況があります。
 
 
さらに、こうした現象に加えて、そもそも、
「視界が通常より狭まってしまう」
というパターンによって、見えなくなることもあります。
 
これを、『視界縮小』と言います。
 
 
例えば・・・・
 
車を運転していて、カーブに差し掛かると、
「カーブの外側」の方にばかり意識がいき、
「カーブの内側」は見えなくなってしまいます。

 
なぜなら・・・・
そうしないと、曲がり切れずにぶつかってしまう恐れがあるからです。
 
カーブの曲がり具合にちゃんと意識を払いながらハンドルを切るためには、
自然と、カーブの外側(つまり進行方向)に意識が集中するのは当然です。
 
 
真っ直ぐ走っている時は、ある程度、
道路の脇を左右ともに認識することができます。
 
しかしカーブでは、例えば右に曲がっていたら、
道路の左側は見えますが、
右側は見えなくなってしまうのです。
 
図にするとこんな感じです。
 
道路カーブによる視界縮小の原理

 
 
 
こうした場合、カーブの内側のお店があると、
そのお店は、ドライバーの視界から外れてしまう
んですね。
 
遮るものが何もなくても。
看板がちゃんと目立っていても。
 
そもそも、「視界に入らない」という、
落とし穴が発生してしまうわけです。
 
 
ですから、カーブの内側でいくら視界性改善をしても、
あんまり意味はありません。
 
「視界融合」の時に書いたみたいな目立つ看板を作っても、
このマイナス要素を跳ね返すには至らないのです。
 
 
 
が、しかし・・・・
 
画期的な改善方法があります。
 
 
 
とても単純なことです。
 
 
 
お店がカーブの内側に位置するなら、
 
カーブの外側に看板を立てればいい、
のです。
 
 
先日実査をしていた際、
まさにそんな事例を見つけたので、紹介しますと・・・・
 
 
こちらのミニストップ。
 
志木のインカーブ内側のミニストップ
 
 
ちょうど、カーブの内側に位置していたんですね。
 
しかも、駐車場の分、道路からセットバックしていたので、
自然にお店自体を見つけるのは難しい立地でした。
 
 
そこで、こう。
 
インカーブ内側で見えない店がアウトカーブ外側に看板を出す(志木②)

 
正面に、看板を出して、
 
「お店はこっち側(道路の反対側)ですよ」
 
とアピールする。
これによって、曲がり角に差し掛かる前に、
お店に気付くことができるわけです。
 
 
なお、店側車線側から見ると、こう。
 
インカーブ内側で見えない店がアウトカーブ外側に看板を出す(志木①)
 
 
このミニストップは、道路反対側の看板だけでなく、
お店の敷地内のポール看板も、
なるべく低い位置、そして、
なるべく道路にせり出すように、工夫したみたいですね。
 
おかげで、難なく気付くことができるようになってました。
 
 
インカーブ内側で見えない店がアウトカーブ外側に看板を出す(志木③)
 
 
もしこのお店が、普通のコンビニと同じような、
無難なポール看板しか出せてなかったら・・・・
 
多くのドライバーが、気付かずに通り過ぎてしまったでしょう。
 
このミニストップは、
看板の位置に工夫をしているから、
お店に気付いてもらうことができている
のです。
 
 
 
 
看板は、
歩行者やドライバーの「視界に入る場所」に設置しなければ、
まったく意味がありません。

 
本当にちゃんと、その看板は「視界に入っている」のか、
よくよく考えてから設置しなければ、
無駄な投資になりかねないので、要注意です。
 
 
 
 
 
なお、余談ですが、人間の視界は、
移動のスピードによっても狭まります。
 
立ち止まっている時は、ゆっくりぐるっと周りを見渡せますよね。
でも、歩き始めたら、基本的には進行方向に意識はいくはずです。
 
ましてや、車を運転していたら、脇見する余裕なんかありません。
ぶつかったり事故を起こしたりしないように注意を払うほど、
余計なものが見えなくなってくるのです。
 
これも「視界縮小」の一種です。
 
 
ですから、全体的に車速のゆるやかな道路と、
ビュンビュン飛ばしてる人が多い道路では、
同じような看板の設置の仕方ではいけません。
 
ノロノロ道路では視界に入る看板も、
ビュンビュン道路では見えなくなる恐れがある
からです。
 
ここのあたりは、また別の機会に!!!
 
 
 
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