お店に入店しにくくなる周辺環境の5つの悪条件

□■□■□■□■□■□■□■□■

年間で500件以上のお店を調査する『日本一の繁盛店分析マニア』が綴る、物件探しから販売促進・チェーン展開に至るまで、出店戦略ノウハウの極意!

□■□■□■□■□■□■□■□■


立地理論で欠かせない「TG」や「動線」などの要因は、
お客さんが「お店に到達しやすいかどうか」を考える上で、
とても大切なものです。
 
駅TGに近い方が、アクセスしやすい。
通勤路に近い方が、アクセスしやすい。
といったようなことに影響してきます。
 
しかしながら・・・・
 
せっかくお客さんがお店の前まで来ているのに、
そこから「入店」を阻害してしまう、

というケースも、多々あるのです。
 
お店の前までは来てくれているお客さんに、あと一歩、
「このお店に入ってみよう」と思わせるに至らない物件の、
 
周辺環境における悪条件
 
について、まとめてみました。
 
 
 

 
 
1.店前の放置自転車
 
店前に駐輪されてる自転車が障害
 
店前の自転車
 
お店の前に、多くの自転車が無造作に放置されていることが、
とりわけ商店街内などで、よく見受けられます。
 
そういった自転車によって、お店の入口が塞がれ、
「入れなくはないけど非常に入りにくい」
というような状況になっていると、これは重大な機会損失に繋がります。
 
さらには、そうした自転車が店前道路の通行の妨げになり、
歩行者が「自転車を避けて歩くこと」に意識してしまうばかりに、
お店に気付かない・・・・
なんていうことも、
笑えないくらい多発しているのです。
 
頻繁に見られる光景であるだけに、このことに気付けず、
お客さんを逃してしまっているようでは、とても勿体ないですね。
 
 


 
2.同じ建物内に複数のテナントが同居している
 
同じ建物(雑居ビルなど)の中に複数のテナントが入っているような構造は、
そもそも立地条件が良いとは言えません。

 
複数のテナントの出入口を、1ヶ所だけにしている建物も多く、
このような場合、
 
・エレベータの数が少なく混雑時に心理的負担になる
・複数テナントの看板が入り乱れて自店が目立てない
 
などといったマイナス影響をもたらします。
  
せっかくお店の前までお客さんが来てくれているのに、
「いつまでもエレベータが来ないから他の店に行こう」
なんて思われてしまったら、かなり残念な機会損失ですよね。
 
居酒屋の看板こんなに並んでたら融合するよね
 
視界融合が発生する共同看板
 
また、こうした物件の場合、建物の外壁の利用についても、
どこからどこまで自店で利用して良いのか、
しっかり確認を取る必要があります。
 
時々、
「3階は事務所だから、2階に入ってくれたら、
3階の外壁まで使ってもいい」
というようなケースもあります。
 
そのようにして、少しでも目立つ工夫をしなければ、
視界性も確保できないことが多いですね。
 
 


 
3.積まれたゴミ
 
ゴミ捨て場写真
 
開店したら、店前が地域のゴミ収集の指定場所で、
ゴミが山ほど積まれていた・・・・という話が現実にあります。
 
また、店舗内で出たゴミの収納場所を考えておかなかったため、
入口付近にゴミを出しているお店
も、たまに見かけます。
 
とりわけ飲食店では、こうした事は致命的ですよね。
 
しかし、実際に結構あるんですよね、
平気でゴミを店前に出しているようなお店が・・・・
 
私でしたら、そんな不衛生な店舗には、
絶対に入りたくないものです。
 


 
 
4.嫌悪施設の存在
 
人々が避けたがる施設のことを、
総称して「嫌悪施設」と言います。
 
例えば、墓地や葬祭場などは分かりやすいケースでしょう。
風俗店なども、これに当たることが多くあります。
 
新宿歌舞伎町など、街全体がそういう性質のエリアであるならともかく、
一般の飲食店として、風俗店の隣にありながら、
普通のお客さんを誘引するのは、難しいことはイメージできますよね。
 
また、ターゲットにしている客層によっては、
思いがけないものがお客さんを遠ざける
こともあります。
 
 
例えば実際にあったケースでは・・・・
 
男性客をメインターゲットにした居酒屋を地下1階に出店したのですが、
1階が「女性用下着ショップ」、2階が「女性用化粧品ショップ」であったため、
男性客が入りにくい雰囲気になっていました。
 
それにより、なかなか集客が振るわなかったということがあります。
 
 
ちなみに、先日静岡に実査に行った際には、
こんなお店を見つけました。
 
風俗の無料案内所に挟まれた角地の、
「たこ焼き屋」です。
 
無料案内所に挟まれたたこ焼き屋
 
この状況は、ちょっとお店に並びづらいと、
私は思うのですが、実際どうなんでしょうか・・・・
 
エリア的には周辺に風俗店が複数ありますから、
往来する客層もそういう人たちが多い、と見て、
それならあまりマイナスにならないのでしょうか・・・・
 
 


 
5.店前の道路状況の悪さ
 
店前道路が狭いにも関わらず、トラックや大型バスなどが行き来する道では、
歩行者は自分の身の安全にばかり注意がいってしまうため、
お店の存在に気付きにくくなります。

 
それに、気付いたとしても、入店を熟考する余裕がないため、
「とりあえずもっと広い道に出てから考えよう」となってしまい、
避けられてしまうようなケースもあります。
 
それに、そうした立地では、店内にいても、
道路からの振動や騒音が響いてくるため、
安心することができません。
 
入り口ドアが開くたびに排気ガスが入ってくる、
というような場合もあります。
 
そのため、リピートしようという気持ちにはなってもらえず、
どんどん客足が遠のいていく結果に繋がります。
 
 
なお、こんな工夫をしているお店もありました。
 
店前はトラックやバスが頻繁に行き来します。
すぐ先に信号があるため、ちょうど店前の位置で、
停車してしまう車両も多い状況です。
 
普通に出店してしまうと、まず間違いなく、
「道路向かい側からの視界性に難あり」
という状態になってしまっていたでしょう。
 
入りにくさも問題ですが、道路状況によっては、
視界性のマイナス要素にも繋がってしまう
のです。
 
 
そこでそのお店は、
こんな感じに看板を設置したようです。
 
バスや大型車両によってお店が隠れてしまうのを2階も看板にすることでカバー
 
まさに、お店自体はバスで隠れていますが、
看板はちゃんと目に入る位置ですよね。
 
こうした看板設置の工夫は、
きわめて大切なことです。
 
(なお、ちょっと看板デザイン自体が情報量が多いので、
もっとシンプルにした方がもっと良いのでは?
と個人的には感じますが・・・・)



 
 
 
 
これらの5つは、いわゆる「立地」について考える時、
ややもすると軽視されがちになります。

 
TGや動線にばかり目がいき(勿論それらは重要ですが)、
本当にお客さん目線になりきれないために、見落としてしまうのです。
 
せっかくTGや動線に近接して出店しても、
こうした周辺環境のマイナス要因があるために、
商圏ポテンシャルを十分に吸引できずに撤退するケースは、
大手チェーンですら、いくらでも起き得ることです。
 
 
本当にお客さんの身になって考えてみれば、こうしたことは、
実査の中でいくらでも気付く機会はあるはずです。
 
 
実査の秘訣・・・・ひいては、お店の成功は、1にも2にも、
「お客さんの立場になって考えてみること」
に尽きます。
 
知らず知らず、お客さんに避けられるようなお店を出店しないよう、
十分に気を付けてください。
 
 
 
□■□■□■□■□■□■□■□■

<Facebookページ開設しました!「いいね」クリックをお願いします!>
売れるお店をどんどん増やしたい人のための立地判定・商圏分析・売上予測
https://www.facebook.com/sorbics/
↑上のリンクをクリックして、ページに「いいね」をお願いします。
立地や売上予測に関するお得情報を発信しています。


<もっと立地を勉強したい方へ!>

☆立地と売上予測の無料ノウハウメルマガ☆
『ソルブ通信』 (有限会社ソルブ発行)
こちらから登録できます。
http://form.sorb.co.jp/fm/mailUserExt/showRegisterForm?gpid=rbdZriPid2kUu5EjZzb
毎週火曜・木曜の2回発行!お役立ちノウハウやツール情報満載です!


あなたの商売を助ける「立地選び」のヒント
林原安徳著
「最新版これが『繁盛立地』だ!」
「最新版これが『繁盛立地』だ!」
Amazonで購入できます!
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4495558528/sorb-22/


<パートナー企業>

立地判定と売上予測のパイオニア
有限会社ソルブ
http://www.sorb.co.jp/
全国のショップビジネス経営者の立地判定・売上予測・出店戦略をサポート。
商圏分析ソフトの販売も行っております。
SORBロゴマーク
林原琢磨はソルブの立地調査・売上予測エージェントとしても活動しています。


法人の方や2店舗目以降のご相談はソルブ、
個人の方の「はじめての開業」のご相談は林原琢磨へ、
それぞれお問い合わせください。


☆林原琢磨へお問い合わせはこちら☆


※申し訳ございません。
現在、ブログからのクライアント募集は締め切らせていただいております。
Facebookなどで繋がっており、私の人となりを知っていただいている方を優先させていただいておりますので、ご承知おきください。

お急ぎのご相談は、ソルブまでお問い合わせいただければと思います。

それ以外の方は、よろしければFacebookにて友人申請をいただけると嬉しいです。
↓↓↓↓


林原琢磨Facebook個人ページ

2017春~夏FBプロフ写真

https://www.facebook.com/takuma.hayashihara


「林原琢磨ってどんな人物なのだろうか」
「本当にこの人間に仕事を依頼していいものだろうか」
「ちゃんと信頼できるのだろうか」

そうしたご不安は、当然あるかと思います。
出店は、個人でも法人でも、一大プロジェクトなのですから。

ただ、だからこそ、少しでも興味を持っていただけたなら、
どうぞFacebookで繋がってください。
もちろん、基本的に問い合わせられない限り、
こちらから営業をかけることは一切ありません。

私は、Facebookに、
立地のノウハウも、
愛する人のことも、
プライベートな日常も、
マイナスの面でさえも、
あるがままをさらしております。

それをご覧いただき、お見定めください。

そして、「信じられる」と思っていただいた方だけ、
直接ご連絡いただければと思います。


ビジネスには、「お互いの」信頼が、とても大切です。

そしてそれは、「ビジネスライクなお付き合い」をしていても、
芽生えるものではないと、私は考えています。

少なくとも私がしていきたいビジネスの形は、
そういったものではありません。


仕事をするビジネス面での人間である前に、
誰もが、ひとりの人格ある人間です。

ですから、まず、人として繋がり合い、
「この人に仕事をお願いしたい」と思っていただき、
「この人からの仕事をお受けしたい」と私自身も思えること。

そういう、お客さんとの関係性の中で、
私は、こうして私の立地コンサルティングのノウハウを、
その人のために、活かしていきたいと考えています。

ご理解いただければ幸いです。


□■□■□■□■□■□■□■□■


小売・飲食業 ブログランキングへ


にほんブログ村


Comment

Leave a Reply


管理者にだけ表示を許可する